時空を超えた祖父との再会

こんにちは。宇宙人母KAYOです。

今日は、父方の祖父の話を書きたいと思います。

お正月に実家に帰省したときに、ちょっとびっくりした発見があったので。

父方の祖父は、明治44年生まれ。

わたしが大学生のときに他界しました。

祖父は名古屋に住んでいて、自宅の敷地内に、機械用の薬品を作る小さな工場がありました。

その工場を、祖父は、わたしのおじさんといっしょに営んでいました。

わたしは小さいころ、お正月や夏休みに祖父の家に泊まりに行くのがとての楽しみでした。

工場をのぞきにいくのも大好きで、大きなミキサーが薬品を混ぜる様子などを興味深くながめていました。

わたしは祖父ととても仲がよく、祖父はよくわたしに、

「おじいちゃんは、昔、三菱の技師をしていたんやぞ」

と言っていました。

「技師」と言われてもイメージが浮かばず、なんとなく、大きな工場で働いていたんだなー、くらいに思っていました。

おじいちゃんは、いつもおだやかな笑顔で、わたしたち孫にとてもやさしかった。

背筋がすっとのびていました。

外出するときは、髪の毛や服装をきちんと整えて、

「どうや、おじいちゃん、美しいか?」

と、わたしに聞いていたのを覚えています。

祖父は、名古屋からわが家に来てくれることも多く、おみやげはたいていみたらしだんごでした。

なので、今でもみたらしだんごを見ると祖父を思い出します。

男尊女卑なところがまったくなく、おばあちゃんをとても大切にしていました。

おじいちゃんちに泊まりにいくと、おばあちゃんは朝遅くまで寝ていて、おじいちゃんが朝食を用意してくれるのです。

それも、厚切りパンのトーストと、カフェオレです(あの頃、「コーヒー牛乳」とよんでいました)。

トーストには、ちゃんと斜めの格子状に切れ目が入れて、マーガリンをたっぷり塗ってくれました。

(で、それを食べるのは純和風な座卓です)

祖父は祖母を恐れていたとかそういうことはなく、ふたりはおだやかに仲よく支えあっていました。

祖父は最後はガンで他界したのですが、最後まで

「あの◯◯社の納品はどうなった?」

と、仕事のことを気にしてベッドから身を起こそうとして、みんなに、

「おじいちゃん、もういいから寝てて!」

と、とめられていました。

今回の帰省中、そんな祖父が書いた論文を、なんとネット上で見つけました。

義弟が仕事で調べ物をしているときに発見したのです。

こちらの論文です。

「ピストンリングに施せるクロム鍍金の厚み測定装置に就いて」

「水谷太郎」というのがわたしの祖父の名前です。

この論文が書かれた1942年(昭和17年)といえば、まだ太平洋戦争の最中です。

祖父の所属先の「名古屋発動機製作所」をネットで調べたら、「軍用飛行機の発動機(エンジン)や部品を作っていた日本最大級の飛行機工場」とのこと。

零戦も作られていたそうです。

父に祖父の話を聞いたら、

「おじいちゃんはなぁ、飛行機のエンジンを設計してたんやぞ。

天皇陛下から勲章をもらったこともあったなぁ。

おばあちゃんも、そこの設計課で技師をしていたんやぞ」

というので、びっくり。

生前のふたりの仲のよさは、きびしい戦時中をともに生き抜いた仲間だったからなのかなぁと思いました。

この論文の発行年から計算したら、これを書いたとき、祖父は31歳。

戦争の状況下でも、こういった学会誌が発行され、論文を書くという静かな世界が存在していたことが、なんだかとても不思議な気がしました。

祖父は、どんな気持ちで仕事にとりくんでいたのでしょう。

わたしの記憶にある祖父の性格から想像すると、戦争のために、というより、ただ純粋に、エンジンの設計に没頭していたような気もします。

祖父は、よくわたしに、

「『二代目は甲斐性なし』だからな。お前がしっかりするんだぞ」

と、言っていました。

祖父にそう言われると、プレッシャーというより、なんだか期待されているようでうれしかった。

父は決して『甲斐性なし』ではありませんでしたが、まぁ、多少ボンボンなところはありました。

でも、父には「おじいちゃんがこんなこと言ってた!」なーんて話、決して言えませんでしたが・・・^^;

祖父の仕事は、飛行機のエンジンの設計をすることでした。

祖父の孫であるわたしの兄は、今、自動車エンジンの設計の仕事をしています。

そして、祖父のひ孫である、わたしの長男は、工業デザイナーをめざしています。

そういう使命を負った血筋なのかもしれませんね。

わたしがまだ生まれてなかった頃の祖父が書いた論文と、ネット上で出会うなんて、まるで時空を超えた祖父との再会のように感じました。

「思いっきり、好きなことして生きるんだよ」

という、おじいちゃんからのメッセージが聞こえたような気がしました。

ありがとう、おじいちゃん。

三代目、元気に生きています!

 

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